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アーティストがデスクに座った時点で、ディスプレイが色の重要な作業に対応できるようにするため

に、その日の作業開始時刻よりも前に自動的にウォームアップすることができます。このオプション

はディスプレイを 30 分間ウォームアップするため、ディスプレイの精度は 1.0 ΔE 2000 以内になりま

す。

ディスプレイの自動ウォームアップを行うように設定するには、以下の操作を行います。

1. フロントパネルにあるボタンのどれかを押してボタンのラベルを表示してから、メニュー表示ボ

タンを押してオンスクリーンディスプレイ（OSD）メニューを開きます。

2. [キャリブレーション]メニューを開きます。

3. [ウォームアップ完了時刻の設定]を選択します。

重要：キャリブレーションスケジュールを設定するには、内部時計を設定する必要があります。

時計を設定するには、[管理]→[日付および時刻の設定]の順に移動します。

4. [有効にする]を選択します。

5. [作業開始時刻の設定]を選択します。

6. ディスプレイのウォームアップを開始する時刻および曜日を設定します。

7. [終了]ボタンを押して OSD メニューを閉じます。

ウォームアップモード

複数のモニターを単一のセッションで調整または再調整する一括キャリブレーションワークフロー

を容易にするために、ディスプレイには単独でのウォームアップモードがあります。このモードを使

用すると、ホストコンピューターに接続しないで複数のモニターをウォームアップできます。ディス

プレイは、アクティブなカラープリセットで指定された輝度でウォームアップされます。

単独でのウォームアップモードを有効にするには、以下の操作を行います。

1. 各ディスプレイを電源に接続し、ディスプレイの背面にある主電源スイッチがオンの位置になっ

ていることを確認します。ディスプレイの設定によっては、主電源スイッチがオンになったとき

にディスプレイの電源がすぐにオンになる場合もあります。

2. フロントパネルの右下にある電源ボタンを使用して、必要に応じてディスプレイの電源をオンに

してから、再び電源をオフにします。最初の起動により内部ハードウェアが起動し、再び電源を

オフにすることでハードウェアがスリープ状態になります。

3. フロントパネルの右下にある複数のボタンを使用します。まず、一番上のベゼルボタンを押し

たまま、一番下のベゼルボタンを押して放します。フロントパネルのランプが点灯したら、一

番上のベゼルボタンを放します。

ディスプレイのウォームアップモードが開始され、フルスクリーンで白色、赤色、緑色、青色、水

色、マゼンタ、および黄色が順に表示されます。アクティブなソースデバイスがディスプレイ入力の

どれかに接続された場合、バーンインモードがオフになり、ソースデバイスの出力で置換されます。

ソースデバイスが取り外されると、ウォームアップモードが再開されます。

注記：

ウォームアップモードを無効にするには、フロントパネルの電源ボタンを使用して、ディス

プレイをオンにしてからオフにします。

第 3 章ディスプレイのキャリブレーション

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